ヨーロッパ絵画展 同時併催:ハンス・イヌメ展
藤田 嗣治「(座る小さな)ペキニーズ」 鉛筆・紙、25.3×31.2cm
硬質で鋭利な黒い直線と、抑制された色彩によって多くの人々を魅了し、20世紀具象絵画の巨匠と評価されたベルナール・ビュッフェ。
芸術の都フランスへ渡り、日本画で使う面相筆を用いた独特の細い線描と、透き通るような色合いを独自の技法「乳白色」で表現した藤田 嗣治。
ヨーロッパを中心に活躍した巨匠画家たちの作品を一堂にご紹介いたします。
また併催で「みんなが幸せになれますように」をコンセプトに、心温まる優しい動物たちを描くオランダ出身の現代アーティスト、ハンス・イヌメの作品もご紹介します。
ベルナール・ビュッフェ「ブルターニュの海辺」 油彩、50×65cm
ハンス・イヌメ「あること・・・」 ミクストメディア、50×50cm
ハンス・イヌメ プロフィールハンス・イヌメ(1951-)Hans Innemee
<画 歴>
1951年 オランダ南部の都市、ヘールレンに生まれる。
1963-69年 ベルナルドイノスカレッジ(ヘールレン)で学ぶ。
1969-79年 ティルブルフ美術学校(ティルブルフ)で学ぶ。
1975-78年 ポップ・バンドのベース奏者と美術学校の教師を兼任
1987年 ギャラリー・ゼロ(ティルブルフ)にて個展
1988年 ギャラリー・ナンバー16(デン・ボシュ)にて個展
1989年 ギャラリー・デ・ファビルディング(バールレ・ナッソー)にて個展
1990年 ギャラリー・モレナレス(ブレダ)にて個展
1991年 クルイトゥイス(デン・ボシュ)にて展覧会
1992年 SER(デン・ハーグ)にて個展 DSM(ヘールレン)にて個展
1993年 ギャラリー・ジャン=ヴィレム・ベレマンス(レックスモンド)にて個展
1994年 オランダ・アートフェア(ユトレヒト)に出展
1995年 ボイマンス・ファン・べー二ゲン美術館(ロッテルダム)に出展
ギャラリー・リセット・リベール(パリ)に出品
1996年 バーンズ財団(ベーヴァワイク)に出品
1997年 オランダ・アートフェア(デン・ハーグ)に出品
オランダ・アート・ギャラリー(アイントホーフェンとロッテルダム)
ライン・アート(ゲント)に出品
1998年 ピーター・ヴィルムとのコラボレーションによるシルクスクリーンを発表
1999年 ギャラリー・リセット・アリベール(パリ)にて大規模個展
2000年 ギャラリー・スピリット(アムステルダム)にて大規模個展
2001年 ギャラリー・リセット・アリベール(パリ)にて大規模個展
ジョン・ドーメンとともにシルクスクリーンの制作を開始
2002年 ギャラリー・ヘンク・J・プルュージェソン(ヴァーモンド)にて大規模個展
2003年 百貨店美術画廊(東京)にて大規模個展
ギャリー・モレナレス(ブレダ)にて展覧会
2005年 ギャラリ-・スピリット(アムステルダム)にて個展
2008年 北海道立函館美術館「トンちゃんアート展」に出展
2009年 オランダ、ティルブルフの公共施設、アニマルシェルターの壁面彫刻を制作
2011年 アートフェア東京(東京国際フォーラム)に出展
2014年 クンストハウス・ヴェルカーにて展覧会(ドイツ、ハイデルベルク)
2016年 ケイツァー社(ブレダ)のためにペンギンのレリーフとカレンダーを制作
現在、定期的に来日し全国の主要百貨店にて個展を開催
会期/9月10日(水)~16日(火)※最終日は17時閉場
会場/大丸神戸店 8階 gallery TOART(ギャラリートアート)
gallery TOARTではInstagramでもご紹介しています。どうぞご覧くださいませ。
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